当事務所の解決事例

 当事務所のこれまでの解決事例のうち、一部を掲載します。

 プライバシーに配慮し、事件の特定ができないよう事例を抽象化するなどしています。

過払金返還請求

・消費者金融との間で借入があった。毎月の支払期限を過ぎてしまってから返済をしたが、その後も一括払いの請求など受けず分割支払を続けていたところ、完済したので過払金を請求した。金融業者からは、期限を過ぎた後は通常利率よりも高い利率の遅延損害金を支払うべきだから過払金は発生しないと争われたが、契約書や金融業者からの書面に書かれていた条項を根拠に、当初の請求どおりの過払金を支払うよう判決を得て、全額を回収した。

 

※ 過払金を請求すると、金融業者は色々な反論をしてきます。遅延損害金の支払や期限の利益喪失といった争点は、現在も最高裁判所の判例がなく、ホットな争点となっていますが、当事務所は下級審で依頼者さんに有利な判決をとることができました。

離婚

・裁判で離婚を請求され、多額の財産分与を求められたが、従前明らかでなかった相手方の財産を明らかにするなどして、最終的に渡す金額を減額した。

 

※ 離婚の財産分与は、婚姻中に作った財産を2分の1ずつ分け合うというルールになっています。そのため、相手の方に財産が見つかれば、その分、相手に渡す財産が少なくなります。

交通事故

・自動車で第2車線を走行しながら交差点に進入した際、後ろから第1車線を走行してきた自動車と接触した。相手はこちら側が交差点内で進路変更したとして過失がないと争ってきたが、交差点内での相手の道路交通法違反などを指摘し有利な内容で裁判和解した。

 

※ 交通事故は、その態様がどうだったかやどのような損害が生じたかによって事件処理の方法も内容もケースバイケースです。お早めにご相談されることをお勧めします。

労働関係

・勤務先から突然解雇を言い渡されたが、裁判で解雇を争い、最終的には解決金の支払いを得て、別の勤務先に就職した。

 

※ 解雇には合理的な理由が必要だとされています。合理的な理由がないと解雇は無効になります。解雇が無効と確定すれば復職が可能ですが、労働関係は勤務先との信頼も大切なので、別の仕事が見つかるのであれば、不当解雇に対する解決金を得たうえで別の仕事を探すという選択肢もありえます。

契約関係

・クラウドソーシングを介して契約した業者から不当な料金請求を受けたのに対抗し、支払いを免れ、契約も解約した。

 

※ ときに業者から不当な要求を受けることがありますが、法的な理由のないものを支払う義務はありません。困ったときには弁護士にご相談されることをおすすめします。

 

 

刑事事件

・覚せい剤を密輸したとして逮捕・勾留されたが、自身は入国時に覚せい剤を持っておらず、覚せい剤を持っていたとされる者(共犯者だと疑われた)とも事前に打ち合わせなどしていなかったとして覚せい剤取締法違反を争い、不起訴となった。

 

※ SNSのページを印刷し、自身と共犯者との間に何らのつながりがないことを証拠として提出するなどの活動をしました。裁判にならず、早期に釈放されてよかったと思います。

以上のほかにも多数の案件を扱っております。ご相談を希望される方は、

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